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空に光はなく、私が願う望みも無い。
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2024.11.23 03:17
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きっとずっと忘れない。
2007.12.08 23:19
君と出会った日。
君としたこと、
話したこと、
僕は全部覚えてる。
たとえどんなに些細なことでも、
たとえ君が忘れてしまったことでも、
全部全部覚えてる。
君が聞いたら『馬鹿みたい』って
言うかもしれないね。
でも僕にとっては全部大切な思い出だから。
だからずっと忘れないよ。
君としたこと、
話したこと、
僕は全部覚えてる。
たとえどんなに些細なことでも、
たとえ君が忘れてしまったことでも、
全部全部覚えてる。
君が聞いたら『馬鹿みたい』って
言うかもしれないね。
でも僕にとっては全部大切な思い出だから。
だからずっと忘れないよ。
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神の創り賜うたこの世界。
2007.12.04 23:21
「もしもこの世界を創ったのが神だとすれば、この世界は完全である必要はない。
寧ろ完全であってはならない。不完全でなければならないのさ。
何故なら世界が完全であれば人は神に祈る必要はないし、助けを乞う必要もない。
神はわざと世界を不完全に、出来損ないにすることによって、自身の絶対的存在価値というものを手に入れた。
人間を、生物を、自分よりも劣る存在に仕立て上げることで、その中で自身を絶対的な存在に仕立て上げたんだ。
その上で奴は地上を見下ろして嗤ってる。奴は地上の人々に何もしてやらない。
人々の願いを、望みを、祈りを、奴は何も聞いちゃいない。聞いちゃくれない。自分でそうするように仕向けたくせにね」
「お前に言わせると神がただの根性捻くれ曲がった性悪にしか聞こえないな」
「嫌だなぁ、神がいたとしたら、の仮定だよ。あくまでね。
どっちにしても俺にとってはそんなのいてもいなくても変わらないけどね。
俺は神に願わない乞わない祈らない。大体、自分で出来ないことを望むなんて愚かにもほどがあるし、出来ることをわざわざそんな奴に望むとしたらそれはそれで大馬鹿者だ」
「まあ、一理あると言えばあるんだがな」
寧ろ完全であってはならない。不完全でなければならないのさ。
何故なら世界が完全であれば人は神に祈る必要はないし、助けを乞う必要もない。
神はわざと世界を不完全に、出来損ないにすることによって、自身の絶対的存在価値というものを手に入れた。
人間を、生物を、自分よりも劣る存在に仕立て上げることで、その中で自身を絶対的な存在に仕立て上げたんだ。
その上で奴は地上を見下ろして嗤ってる。奴は地上の人々に何もしてやらない。
人々の願いを、望みを、祈りを、奴は何も聞いちゃいない。聞いちゃくれない。自分でそうするように仕向けたくせにね」
「お前に言わせると神がただの根性捻くれ曲がった性悪にしか聞こえないな」
「嫌だなぁ、神がいたとしたら、の仮定だよ。あくまでね。
どっちにしても俺にとってはそんなのいてもいなくても変わらないけどね。
俺は神に願わない乞わない祈らない。大体、自分で出来ないことを望むなんて愚かにもほどがあるし、出来ることをわざわざそんな奴に望むとしたらそれはそれで大馬鹿者だ」
「まあ、一理あると言えばあるんだがな」
嫌な世界。
2007.12.03 22:40
「この世界に争いごとが全部なくなってしまったら、さぞかしつまらないだろうねぇ」
「何だ藪から棒に。物騒だな」
「物騒っていうなら君、俺の横でナイフなんか磨いてる君の方がよっぽど物騒」
「仕方ないだろう。大事な商売道具だ」
「なるほど、こんな世界だからこそ君も俺もこうして仕事にありつけて、衣食住に困ることなく生きていけるわけだ」
「改めて口に出されると、なんか嫌だな」
「ああそうだね、嫌な世界だ。でもだからこそ、スリリングな毎日が送れて俺は楽しいけどね?」
「悪趣味な奴め」
「その台詞そっくりそのまま返してあげるよ」
「失敬だな」
「自分の磨いたナイフをうっとり見てるような人が言えた台詞じゃないね」
「何だ藪から棒に。物騒だな」
「物騒っていうなら君、俺の横でナイフなんか磨いてる君の方がよっぽど物騒」
「仕方ないだろう。大事な商売道具だ」
「なるほど、こんな世界だからこそ君も俺もこうして仕事にありつけて、衣食住に困ることなく生きていけるわけだ」
「改めて口に出されると、なんか嫌だな」
「ああそうだね、嫌な世界だ。でもだからこそ、スリリングな毎日が送れて俺は楽しいけどね?」
「悪趣味な奴め」
「その台詞そっくりそのまま返してあげるよ」
「失敬だな」
「自分の磨いたナイフをうっとり見てるような人が言えた台詞じゃないね」
美しき世界。
2007.12.02 23:23
「この世は嘘と、欺瞞と、矛盾とで溢れかえっている。人は人を騙すし嘘をつくことによって己を、家を、国を守る。矛盾だらけの約定を掲げ騙されたふりで機を衒い平気な顔で嘘を口にする。騙されたくなければ自らが相手を疑い、逆に騙し返す術を身につけなければならない。平和主義者達は平和を謳う一方でいつだって身内の反逆を疑い平等主義者は平等主義を謳いながら提唱者という名の頂上を作り上げる。どこを見ても、誰を見ても、何を聞いても、この世は嘘と欺瞞と矛盾だらけだ」
「台詞が長い。つまり、何が言いたいんだ?」
「この世に嘘も欺瞞も矛盾も無かったら、きっと政治家も宗教家も平和主義者もテロリストも皆が皆首を吊らなくちゃいけなくなるんだろうね。嘘も欺瞞も矛盾もない、美しい世界っていうのは地獄絵図のことかもしれないよ」
「そりゃ、この世から人がいなくなれば嘘も、欺瞞も、矛盾も存在しないからな。確かに人間からすれば地獄絵図か」
「違いないでしょう?」
「台詞が長い。つまり、何が言いたいんだ?」
「この世に嘘も欺瞞も矛盾も無かったら、きっと政治家も宗教家も平和主義者もテロリストも皆が皆首を吊らなくちゃいけなくなるんだろうね。嘘も欺瞞も矛盾もない、美しい世界っていうのは地獄絵図のことかもしれないよ」
「そりゃ、この世から人がいなくなれば嘘も、欺瞞も、矛盾も存在しないからな。確かに人間からすれば地獄絵図か」
「違いないでしょう?」
世界。
2007.12.01 22:54
「世界はとても広い。少なくとも、私が思っているよりもずっと」
「どうしたの急に」
「別に」
「別に、ねぇ。……そんなことないさ。世界はとても、とても狭い。俺の心が狭いのと同様にね。
俺の世界は君と、俺と、その他少数でいっぱいいっぱい。他のものが入り込む隙間なんてこれっぽっちもないんだよ」
「……それと世界を同列に並べるのは間違いだろう」
「どうして?」
「目に見えない所にだって世界は広がってる。お前のは世界ではなく見解というんじゃないのか」
「違わないさ。俺にとって世界は俺の目に見える範囲であって、俺が心を砕くものであって、決してそれ以上には広がっていない。目に見えないものとかその他大勢は俺にとってないものと同じ。君の世界は地図の形に広がってるの?」
「…………」
「俺にとっては地球の裏側で人が死のうと全く関係ないし、寧ろ明日起きたら隣町がなくなってたって言われようが全然気にならない。だって俺の世界にはまったく影響がないから。実際人間ってそういうものじゃない?」
「……にしてもその認識は狭すぎだと思うが」
「広すぎる世界を見つめることは勇敢でありそれは冒険にも近いけれど、冒険は成功しなければ武勇伝にはなりえないし、それはただの無謀でしかない。
俺は今より広い世界を望んでいないし、今の世界で十分満たされてる。だから俺にとっての世界はさっき言った通り、君と、俺と、その他少数で構成されてるわけ。まあ他の人から見たらスプーン一杯みたいな量かもしれないけどね」
「その表現、比較対象がなくてわかりにくい」
「……君、今そこでそういう突っ込みするかなぁ」
「どうしたの急に」
「別に」
「別に、ねぇ。……そんなことないさ。世界はとても、とても狭い。俺の心が狭いのと同様にね。
俺の世界は君と、俺と、その他少数でいっぱいいっぱい。他のものが入り込む隙間なんてこれっぽっちもないんだよ」
「……それと世界を同列に並べるのは間違いだろう」
「どうして?」
「目に見えない所にだって世界は広がってる。お前のは世界ではなく見解というんじゃないのか」
「違わないさ。俺にとって世界は俺の目に見える範囲であって、俺が心を砕くものであって、決してそれ以上には広がっていない。目に見えないものとかその他大勢は俺にとってないものと同じ。君の世界は地図の形に広がってるの?」
「…………」
「俺にとっては地球の裏側で人が死のうと全く関係ないし、寧ろ明日起きたら隣町がなくなってたって言われようが全然気にならない。だって俺の世界にはまったく影響がないから。実際人間ってそういうものじゃない?」
「……にしてもその認識は狭すぎだと思うが」
「広すぎる世界を見つめることは勇敢でありそれは冒険にも近いけれど、冒険は成功しなければ武勇伝にはなりえないし、それはただの無謀でしかない。
俺は今より広い世界を望んでいないし、今の世界で十分満たされてる。だから俺にとっての世界はさっき言った通り、君と、俺と、その他少数で構成されてるわけ。まあ他の人から見たらスプーン一杯みたいな量かもしれないけどね」
「その表現、比較対象がなくてわかりにくい」
「……君、今そこでそういう突っ込みするかなぁ」